実は婚活に必要な自己肯定感!自己評価を上げて楽しい婚活へ
自己肯定感とは
自己肯定感とは、「ありのままの自分を受け入れたり、今のままの自分を認めること」
能力や、自分の置かれている環境に左右されずに、他者と比較するのではなく、今の自分自身を認め尊重することで生まれる感覚です。
私たちにとって初めての自己肯定感は、親から与えられると言われいます。その関係性は深く、幼少期の親の声かけや行動、育て方によって、12歳までには「自分はどういう人間であるか」という自己認識と共に、自己肯定感のベースは決まっていきます。
自己肯定感の高い人の特徴
- 主体性がある
- 自分に自信があり、行動や思考が前向き
- 失敗を恐れない
自己肯定感が低い人の特徴
- 他者と比較する癖がある
- 過去にトラウマがある
- 承認欲求が強く、他人に依存してしまう。
婚活をしてると自己肯定感が低くなる?
自己肯定感の多くは幼少期に育まれるものです。絵を描くだけですごいね!と褒められ、お手伝いをすれば感謝されて、自分が承認される瞬間が幼少期の日常にたくさんあった私たちですが、大人になってからはどうでしょうか。
成長と共にできることは増えて、やがてそれは当たり前になる。そうなると求められることは多くなり、期待もされる。「良い成績をとろう」「良い大学に入ろう」と期待に応えようと努力し、そうして得られた承認は、条件付きのものになる。
ただ絵を描くだけですごかった私たちは、周りを満足させられるだけの結果を残して初めて承認されることになる。それは、その頑張りに対してではなく結果に対して与えられる承認。年齢を重ねるごとに自分のことは自分ではなく、社会が評価することが当たり前になっていき、自分軸の自己評価から、他人軸の自己評価へと変わっていくのです。
そして、大人になってからは最悪です。
毎朝会社に行き、当たり前に仕事をこなす。そのハードルは日々上がっていき、できて当然、失敗したら怒られるいわば減点方式に変わります。
もし今の職場で上司があなたの働きを充分に評価し、日々効果的なフィードバックと感謝の言葉を口にしており、順調に役職も上がっているのだとしたらそれは本当に幸せなことだと思います。
自分を正当に評価してもらえたとしたら、あなたの承認欲求は満たされるからです。しかし多くの場合は違います。
このように、減点方式の日常を生きてくうちに、ほとんどの人は幼いころに育まれた自己肯定感が薄れていいくのです。しかし、そのような中でも幸せに暮らしている人はたくさんいます。その人たちに共通しているのが、
恋人や家族、仲間の存在です。
家族や仲間と過ごす楽しい時間は、自分を肯定してくれるでしょう。そして特に恋人は大きな影響をもたらします。自分を愛してくれる存在は、それだけで自分を承認し幸せを与えてくれるからです。(ただし良い恋愛に限ります)
このように、成長と共に削がれていく自己肯定感。
社会に出て、自分を承認してくれる恋人や仲間に出会えていなかったとしたら、その自己肯定感はさらに低くなっていくのは当たり前のことです。
婚活をしていると、マッチングしなかったり相手から断られることが多くあります。社会に出て他人軸での自己評価にかわってしまった私たちをひどく傷つけるでしょう。長く恋人がいなくて、誰からも選ばれない自分に、「それでも私ってすばらしい!」と自信をもてる人はそう多くありません。
これらが結果的に婚活をしている人の自己肯定感をさらに低くしていくのです。
そしてこの自己肯定感の低さは、婚活をする上で弊害となり悪循環を生み出します。
自己肯定感が低いと婚活がうまくいかない理由
まず初めに、婚活がうまくいく人の特徴を述べさせていただくと
- 主体性がある
- 状況や環境のせいにしない
- 失敗から学びを得ることができる
- 自分を他人と比較しない
- 承認欲求を相手にぶつけない
などが挙げられます。これは、先ほど述べた自己肯定感の高い人の特徴と、リンクしていることがわかります。
婚活がうまくいかない人の特徴はここではあえて触れませんが、自己肯定感が低い人の特徴を見る限り、婚活がうまくいく要素があるとは言えないことがおわかりかと思います。
つまり、自己肯定感の高い人の特徴と婚活がうまくいく人の特徴が一致しており、自己肯定感が低い人の特徴は婚活がうまくいかない人の特徴と似ているのです。
このように婚活するうえで、自己肯定感の低さは弊害となり、恋人がいない→自己肯定感が低い→婚活がうまくいかない→さらに自己肯定感が低くなる、といった悪循環に陥るのです。
自己肯定感を上げる2つの軸
自己肯定感が低いと婚活もなかなかうまくいかない、、とはいえ自己肯定感を上げることってなかなか難しいですよね。
自己肯定感につながる自己評価には、自分軸の評価と他人軸の評価の2種類があります。
他人軸の例
- 仕事で成功して認めてもらう
- 他人から容姿や性格など褒められる
- 恋人や仲間から与えられる安心感
- 社会的に認められるような功績を得る
自分軸の例
- 自分のことを認める
- 自分がどうしたいか、どうありたいかで考える
- 他人のせいにせず自分で決めることを意識する
- 多様性を受け入れる
私たちの生きる社会では他人軸の評価が多くを締めていると思うのですが、ここで大切なのは、自分軸の評価です。
もちろん、他人からの評価は自信につながることもありますが、そもそも自己肯定感とは「ありのままの自分を受け入れたり、今のままの自分を認めること」なので、自分軸の評価がとても重要になってくるのです。
なおかつ、他人軸の評価は他人が決めることなので信頼や功績を得るには時間がかかり、こちらではコントロールしずらいことです。ですので、自分のコントロール傘下である、自分軸にフォーカスした方が手っ取り早いとも言えます。
自分軸の自己評価で自己肯定感を上げる
自己肯定感を上げるってなんだか漠然としているし難しいですよね。
そんな方はまず、自己評価を上げることを意識してみてください。
価値観を根こそぎかえる必要はありません。大切なのは自分の考え方やとらえ方を少しだけ変えること。
自己評価を上げる方法
- 自分を認める
まず大前提として、自分はダメだとか変わる必要があると思うのをやめてください。
あなたにあるのは変わる余地と今よりいい未来がくるという事実です。今の自分がダメだから変わらないといけないわけではありません。素晴らしい未来のために少しだけ行動と思考を変えるだけです。 - 自分の価値観を確認する
素晴らしい未来のために、自分が大切にしているものなど自分の価値観をきちんと整理しておく必要があります。その価値観に従うことが自分軸で生きるためにはとても有効だからです。 - 継続できる小さな目標を決める
自己評価を高めることは、自分に自信を持つということでもあります。
自信を持つために大切なのはまず行動を起こすこと。目標を決めて、それを達成することで自然と自分に自信が持てるようになります。
大きな目標でなくても構いません。例えば、1日3分筋トレをする、食後は30分散歩に出かける、1日1回は誰かにありがとうを言うetc…どれか一つ、そしてできればそれを3ヶ月続けるなど、継続することを意識してみてください。
大切なのは、小さな成功体験。達成できた時にあなたは自己評価を上げることができます。 - 過去に対する解釈を見直す
自己評価が低い人の中には、親子関係に問題があったり過去にトラウマを抱えている人もいます。過去に経験したことを変えることはできないけれど、過去の出来事を“最悪だった”と捉えるか、そこから学びを得たと考えるかは、今のあなたが決めることができます。
すべては、私が幸せになるために必要な出来事だったととらえることができるようになると、人は過去さえも味方にできるのです。 - 理想の自分を考える
自己評価を上げるためには自分自身が成長する必要があります。そのためには、自分がどうなりたいかを常に頭に思い描いておくといいでしょう。そして、何か問題が起こった時に理想の自分ならどうするかという視点で考えてみることで、現在の自分よりも高いレベルで物事を考えることができます。ここで気をつけてもらいたいのが、理想の自分になろうと無理をするのではなく、理想の自分ならどうするかを考えるということです。
自己評価は婚活のみならず、自分の人生を切り開いていくために必要な要素です。なぜなら、自分にとって適切な自己評価は自分自身の感情や心の反応をコントロールできるからです。
自己肯定感を上げて楽しい婚活へ
長々と述べましたが、普通に考えて、自己肯定感が低くいつも他人軸で生きている様な人が果たして魅力的でしょうかって話なんです。そんなわけないですよね。
幸せな結婚をしている人たちはそれなりに努力もしているし、それなりの理由があるものです。
運命がたまたま私たちを幸せにしてくれるわけではありません。
幸せにはロジックがあります。再現性がある。だからこそ少し行動を変え視点を変えることで、誰でも幸せになれるのです。
なんだかんだ言っても、大人になってから自己肯定感をあげることってなかなか難しいことだと思います。
でももし自己評価の低いなかで、自分を評価してくれる人がいたら。あなた以上にあなたの幸せを信じ願う人がいたとしたら、、もう少し頑張ってみようと思いませんか?
それが仲人です。
私が、あなた以上にあなたの幸せを信じ願います。
そしてその絶対的な味方がいることで、時に長く辛い婚活を楽しいものに変えることができるのです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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結婚相談所Sweetten 代表 野口 かすみ