初対面で「また会いたい」と思わせる男性の話し方

初対面で相手に良い印象を残したいと、婚活中なら誰もが思っていますよね。
お見合いで好印象を残す秘訣があるとしたら…あなたの婚活はもっと楽になるかもしれません。
今回は男性に向けた内容です。
ホルモンが歩いていると言ってもいいほど女性の気持ちがわかりすぎている私から、贈る男性へのアドバイス。ぜひ最後まで読んでくださいね。
まずは朗報です。
実は女性が「また会いたい」と思う男性は、決して“特別に面白い話ができる人”や“見た目がすごくいい人”ばかりではないのです。
むしろ、「なんか安心できた」「自然体でいられた」「私のことをちゃんと見てくれていた」といった“心地よさ”を感じたとき、女性は次につながる気持ちを持つのです。
婚活中の男性に向けて、女性の心に寄り添いながら『また会いたい』と思われる話し方について、お伝えしたいと思います。
女性が求めているのは「話がうまい人」ではなく「聞いてくれる人」
初対面での会話で緊張するのは当然です。うまく話さなきゃ、笑わせなきゃ、沈黙になったらどうしよう…。そう心配になる方も多いのではないでしょうか。
でも実は、多くの女性が初対面の男性に求めているのは「聞いてくれる人」。
自分の話を「否定せずに」「ちゃんと受け止めて」「興味を持って」聞いてくれる。それだけで、心の距離はグッと近づきます。
逆に、「今日は手応えがあった!」と思う時ほど、自分の話ばかりしていて相手がげっそりなんてことも。
“話し上手は聞き上手”という言葉がありますが、コミュニケーションで一番大切なのは傾聴力。
婚活においては特に重視されます。
女性は、「自分のことを大切に扱ってくれた」と感じたときに、次も会いたいと思うのです。
“共感”が心を開く鍵
女性との会話の中で、特に大切なのが“共感”。
そもそも右脳と左脳の連結は女性の方が得意なため、男性女性と話す時は特に想像力を働かせなくてはいけません。
たとえば、女性が「最近、仕事がすごく忙しくて…」と話したときに「そうなんですね」とだけ返すのではなく、
「そうなんですね。毎日忙しいと、本当に大変ですよね。少しは休めてますか?」
というように、相手の気持ちに寄り添うことが大事です。
ポイントは女性の発言に対して、ただその言葉をそのまま情報処理するのではなく、相手の気持ちを想像すること。
さらに言うと、相手が何を言って欲しいのかを考えて発言できると最高です。
これ、モテる男性はみんなできているんです。
「実は自分も忙しくて…」なんて被せてくるのは絶対にNG
たとえあなたも忙しくてそれが事実だとしても、まずは相手の発言に対して気持ちに共感してあげること。
こういった共感の言葉があるだけで、相手は「この人、ちゃんと私のこと考えてくれてる」と承認された気落ちになります。
この承認こそが、相手に好感を持たせる上で欠かせないこと。
だから共感はとても大切であり、女性の心のドアをノックする魔法の言葉なのです。
「聞いてくれてる」と思わせるリアクションを大切に
女性は、言葉だけでなく“リアクション”にも敏感です。
うなずく、目を見て相づちを打つ、笑顔を見せる。
こういったリアクションがあるだけで、「この人、私の話をちゃんと聞いてくれてるんだ」と安心します。
「そうなんですね」といった受け身なリアクションだけではなく、自分の感想を添えたり相手に共感する言葉をかけたりしながら、会話を楽しんでいるという姿勢を相手につたえることが大切です。
逆に、スマホを見ながら話を聞いたり、目が泳いでいたりすると、女性は一気に冷めてしまいます。
お見合いにおいては、時間も決まっているので、真面目な男性ほど時計をちらちらと確認してしまうことも。
その行為は「私の話つまらないのかな」、「早く帰りたいのかな」と相手を不安にさせてしまうので、気をつけて。
お見合いでは話の内容以上に、「どんな態度で聞いているか」が印象を左右してます。
自分の話は、“ちょっとずつ”“分かち合うように”
男性は「自分のことも知ってほしい」と思うあまり、ついつい自己紹介が長くなったり、過去の武勇伝を語りすぎてしまうことがあります。
でも、女性にとっては「またこの人、自分の話ばかりだな…」と感じてしまう原因に。
大切なのは、“話す量のバランス”。
自分の話をするなら、短くまとめて、できれば相手に話を振る。
「僕も昔、営業をやってたことがあるんですけど、〇〇さんの今のお仕事って、どういうところが楽しいですか?」
このように、自分の話をフックにしながら、相手のことをさらに引き出す工夫があると、女性はとても話しやすくなり、会話も弾みます。
沈黙が怖いときは「安心の一言」を添える
初対面の会話では、どうしても沈黙の時間ができてしまうこともあります。
そんなとき、焦って無理に話題を探そうとして
「最近朝晩寒いですね」なんて天気の話をしようもんなら、その後の空気もギクシャクに。
沈黙をやわらげる一言としておすすめなのが、 「緊張しますよね、僕もけっこうドキドキしてます(笑)」
こうした素直な気持ちを言葉にすることで、女性も安心しやすくなりますし、ドキドキしていますというワードは、自分は相手に魅力的に映っているのかもと思えて嫌な気持ちはしません。(ただし爽やかに言うこと!笑)
“言葉にしないと伝わらない”というのは、婚活でも大切ですしその後の結婚生活で良好な関係を築く上でも重要になってきます。
男性はプライドや照れもあって言葉にするのが苦手な人が多いと思いますが、婚活を機に素直に言葉で伝える習慣を身につけましょう。
自分の気持ちを飾らずに伝えることが、信頼への第一歩です。
「この人、優しいな」と感じる瞬間はさりげない

女性が「優しい人だな」と感じる瞬間って、実はとてもさりげないんです。
- メニューを見ながら「何か食べたいのあった?」と聞いてくれる
- 相手が飲み物をこぼしたときに、サッとティッシュを差し出す
- 店員さんへの態度が丁寧
こういう細やかな気遣いが、言葉以上に相手の心に残ります。
そして、その優しさは“見せようとしてやる”よりも、“自然に出ている”方が、何倍も伝わる。
だからこそ、婚活中は普段から周りの人への配慮に気をつけることを習慣にしましょう。
自分の中にある思いやりを、ちょっとだけ外に出してみること。それだけでいいんです。
別れ際の言葉が、女性の心を決めることもある
お見合いの終わりには、必ず気持ちを言葉にしてください。
結果はまだわかりませんが、自分のために時間を作ってくれたことに対してまずは感謝の意を伝えましょう。
「今日はお会いできてうれしかったです」 「緊張してましたが、すごく楽しい時間でした」
こんなシンプルな一言が、女性の心をじんわり温めてくれます。
女性は右脳派な人が多く、さりげない優しい声がけも感情が動かされるので、ちょっとした一言で「この人との未来を想像してみたい」という前向きな気持ちになることもあるのです。
さらにデートでの別れ際では、「よかったら、次はこういうお店にいきませんか?」と次につながる一言があると、女性は安心して「また会いたい」と思えます。
最後に…「うまく話そうとしなくていい」
婚活中の男性の多くが、「何を話したらいいかわからない」「うまく話さないと」と悩むと思います。
でも、女性が「また会いたい」と感じるのは、面白い話をしてくれる人ではありません。
- ちゃんと目を見て話してくれた
- 私の話を受け止めてくれた
- 自然体で、安心できた
こうした相手態度から、自分を大切に扱ってくれたということを感じた時に女性の心は動くのです。
だから、うまく話そうとしなくていい。
大切なのは、目の前の女性の気持ちに寄り添うこと。
それができれば、あなたの魅力はきっと伝わります。
焦らず、頑張りすぎず、思いやりの心を大切に会話を楽しんでくださいね。
