勇気ある選択|子どもがいても、もう一度叶える“幸せな結婚”

──再婚を迷うあなたへ送る、心からのメッセージ
こんにちは。結婚相談所Sweetten代表の野口です。
私は仲人として日々たくさんのご相談を受けていますが、その中でも最近多いのが、シングルマザーとして再婚を考えている女性からのご相談です。
「子どもがいる私でも、結婚していいのでしょうか?」
「こんな私を受け入れてくれる人なんて、いるのでしょうか?」
そんなふうに、涙ながらに打ち明けてくださる方もいます。
今日は、そんなあなたに向けて書きます。
これまで頑張ってきたこと、誰にも見せなかった涙、母としての責任、そして女性としての孤独。
全部わかります。私自身、3人の母として日々奮闘しているから。
だからこそ私は、心から伝えたいのです。
**「あなたにも、もう一度“幸せな結婚”を叶える権利がある」**と。

1. 過去があるからこそ、深く愛せる
再婚を考えるとき、多くの女性が「過去の結婚のこと」が引っかかります。
「失敗した私に、もう一度なんて…」
「子どもを優先すべきなのに、自分の幸せを求めていいのか…」
そうやって、自分を責めてしまう方がとても多いです。
でもね、私は思うんです。
過去があるからこそ、あなたには“本物の愛”がわかるのだと。
今のあなたを作り出したのは、過去の経験やその時に感じた感情。
いいことばかりではなく、時には大変だったことや辛かったことも。
誰かを信じて裏切られたこと。
家庭を守ろうとしても壊れてしまった経験。
母として、女として、必死に立ち上がってきた日々。
そのすべてが、あなたの人間的な深みをつくってきた。
だからこそ、次の出会いでは、きっと前よりも優しく、前よりも愛せるはず。
そしてそんな経験をしてきたあなただからこそ、“幸せにならなくてはいけない”と私は思うんです。
あなたの過去は、何もマイナスではありません。
むしろ、それを大切にしてくれる人と出会えることこそが、本当の幸せなのです。
2. 子どもがいることは“リスク”ではなく、あなたの誇り
「子どもがいると、婚活では不利になるんですよね?」
これは本当によくいただく質問です。
たしかに、そう思ってしまうのは無理もありません。
プロフィールに「子どもあり」と書くだけで、お見合いの成立率が下がることも事実です。
でも、私は声を大にして言いたいのです。
子どもがいることは、あなたの人生の誇りであり、愛の証です。
・命を育てる責任を引き受けていること
・日々、たくさんの愛を注いでいること
・母でありながら、再び愛される勇気を持っていること
それって、本当に尊いことです。
実際に、シングルマザーの方と結婚された男性たちの多くは、こう話してくれます。
「彼女の人としての強さや、子どもへの愛情を見て惹かれた」
「親になる覚悟を、共に歩んでいけることに誇りを感じた」
そんな出会いも、確かにあるんです。
最終的にはあなたの人柄次第。
だから、最初から「どうせ無理」と諦めてしまわないでください。
3. 子どもと一緒に“愛され直す”幸せ
結婚相談所で再婚を叶えたシングルマザーの成婚ストーリーはたくさんあります。
そのどれもが、まるで映画のような感動があるわけではないけれど、どれも胸がじんわりと温かくなるお話ばかり。
たとえば、こんなコメントも。
「初めて、娘が“パパ”と呼べる人ができました。
私だけでなく、娘も愛されてると感じる毎日が、本当にありがたくて。
前の結婚では見えなかった“家族になる喜び”を、今、味わっています。」
そう。再婚は、“もう一度愛されること”だけではありません。
子どもたちも、誰かに受け入れてもらい、愛され直す経験ができる。
そしてなにより、大好きなママが幸せそうに笑ってる。
それって、お子さんにとっても幸せなことだと思いませんか?
もちろん、簡単な道ではないかもしれません。
でも、ちゃんと向き合えば、そんな未来が待っているのです。
4. “幸せになってはいけない”という思い込みを手放して
これは、私が最も多くの女性に伝えたいことです。
「私はもう、誰かと一緒に幸せになる資格なんてない」
「子どもを育てることに集中すべきで、自分の幸せなんてわがまま」
そんなふうに思い込んでしまっている方が、あまりにも多いのです。
でも、それって本当にそうでしょうか?
先ほども申し上げましたが、
あなたが笑っている姿は、子どもにとって一番の安心です。
あなたが誰かに大切にされている姿を見て、
「ママも、ちゃんと愛されるんだ」
「家族って、あったかいものなんだ」
そう思えることが、子どもにとっても大切な学びになります。
だから、自分の幸せをあきらめないでください。
それはわがままなんかじゃなくて、勇気のある選択なんです。
5. 「あなたらしく幸せになる」ことを応援したい
結婚相談所というと、「条件重視」「効率的」といったイメージを持たれるかもしれません。
でも、私が大切にしているのはそれよりも、「自己概念をあげる婚活」。
自分を責める婚活ではなく、
自分を取り戻していく婚活。
子どもがいるからといって、なにも諦める必要なんてない。
むしろ、それを理解し、受け入れ、共に歩もうとしてくれる人が必ずいます。
大切なのは、あなたが「幸せになっていい」と自分に許可を出すこと。
私たち仲人は、その小さな一歩を心から応援したいと思っています。
最後に──あなたの再出発に、心からエールを
もし今、「もう一度誰かと手を取り合いたい」と思う気持ちが、心の奥にあるのなら。
その気持ちは、決して消さなくていいんです。
子どもがいても、過去があっても、何歳でも。
幸せになるのに、遅すぎるなんてことはない。
私たちはいつでも、あなたの再出発に寄り添います。
無理せず、焦らず、でも一歩ずつ前へ進むあなたの姿を、心から応援しています。
あなたと、あなたの大切な家族に、
あたたかくてやさしい未来が訪れますように。
